2024/11/01

荷物をかけるなり、持ってきたサツマイモを「お芋、焼くんだ!」と嬉しそうに見せてくれました。

ネコに溜まった水は花壇に撒いて虫の発生を防ぎます。

「みんなでやろう!」というのは子どもたちにとってモチベーションになります。

「ロープ持って引っ張ろうぜー!」と言うとみんな集まってきます。

「オーエス、オーエス」

まだまだ木は抜けません。

「スズメバチ見つけたー!」

死んだハチをみんなで観察します。

死んでも毒は有効だということを伝えました。

針がある場合は決して触らないように注意しながらも、よく観察できるいい機会なので、いい体験にしたいと思います。

朝の会の後、自然発生的に「冒険に行こう」ということになり、一緒に付いていきました。

拾った枝を大事そうにネコに積んで運びます。

倒木に乗って遊んだり、天狗のしわざだとか、ばあさまがやったんだとか(木の切り株を見ると『やまなしもぎ』のお話を思い出してそう言うようです。)わいわい言いながら進みます。

帰りはすべり台を滑ってきたのでお尻が汚れてしましました。

焼けたお芋はほくほくで、みんなでお裾分けしていただきました。

とにかくよく遊ぶ子どもたちです。

保育園の活動を見ているとよく、課題やテーマを設定して、「今日は〇〇遊びの日です」とやることが多いのですが、課題もテーマも、実は子どもたち自身が決められる力がある!と感じます。

大人が課題を設定して、指示するだけではなく、子どもが自ら環境に働きかけて、自分たちで選ぶ能動的な体験にしたいと思います。

そうした体験型学習、環境を通して行う教育は、子どもたちの姿をよく観察しないといけません。

子どもたちの声を逃さず拾い、遊びを豊かに広げる専門性が必要なんだと感じます。

子どもたちが自然の中で遊び、より良く育つことをサポートしていきたいと思います。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭