自然はおもしろい。
そこに子どもの力が加わると超おもしろくなります。
子どもたちの発想で、木の枝が何にでも変化します。
バーベキューの薪になったり、キャンプファイヤーのトーチ棒になったり、葉っぱはお肉やマシュマロにも変化します。
そんな遊びっておもしろいと思いませんか?
自由でクリエイティブな子どもたちのおかげで、自然はますますおもしろくなります。
丸太はそのまま天然のアスレチックになります。
どこが危ないか、予想外!
実はこの予想外がおもしろい。
だんだん慣れてくると分かり切ったことってつまらなくなる。
ちょっとヒヤリとして、ちょっとドキドキする。
遊びにはそんな要素が欠かせません。
でも、自然は子どもたちが予測し得ない危険が潜んでいるかもしれないので、子どもたちの傍で一緒に遊びながら、安全を守りたいと思います。
お腹が空いたら、広場に移動して、みんなでお昼にします。
時間を気にせず、たっぷり遊べます。
外で食べるおにぎりは最高ー!
給食の先生が作ってくれたおいしいおにぎり。
外でみんなで「おいしいね」と言いながら食べるおにぎり。
あの時間と空間を共有しながら、心を育てているんだなと感じました。
子どもの自然体験はお話の世界とセットで
幼児に限らず、子どもの自然体験で必要なのが、お話の世界をセットにするということです。
「ハイ、これは〇〇という虫ですよ。」「ハイ、この葉っぱは危ないですよ。」
知識と情報を教え込むだけでは子どもはついてきません。
「なんだろーこれ!」「うわーっ、すっごーい!」
感情を伴った活動にし、そこにお話の世界が掛け合わさると子どもたちの興奮はさらに高まります。
「ほりさん、これ、トロルが作ったのかな!?」
「そうだね、トロルが作ったのかもしれないね。」
そんなやり取りを楽しむのも、子どもと自然を体験するおもしろさの一つです。
帰りに寄った千畳敷広場では、よく遊ぶ斜面もあるので、行かずにはいられません。
子どもたちのせずにはいられない思い、行動力を尊重しながら、安全な活動にしていきたいと思います。
自由な遊びを見守る場面と安全のためにリードする場面。
これらを先生方と共有しながら私たち大人も楽しんでいきたいと思います。
この楽しさを保護者の皆様にもお届けすることで、ご家庭でも「こんなことしたんだね」と楽しんでいただけたらと思います。
保護者の皆様のご理解と先生方のご協力に心から感謝いたします。
来週もよろしくお願いします。
堀岡正昭