子どもの頃に見た景色はその後の人格形成に大きく影響を与えます。
たくさんの美しいものに触れる機会にしたいと思います。
何もしなくてもいい。
ここに連れていくだけでいい。
余計なことをしなくても、余計なことを言わなくても、子どもには環境に働きかける力がある。
それを、にっこり微笑んで見守るだけでいい。
そんな風にも思います。
子どもたちの姿を肯定的に捉える。
そうした肯定的な体験が、自己肯定感、自己有能感、自尊感情を育むのに大いに必要だと言うことです。
子どもの発達に見合った自然環境のうち、思いっきり走れる環境を用意すること。
あれはだめ、これはだめ、と言われる体験ではなく、自由に遊び回れる環境に連れ出したいと思います。
子どもが発見した不思議さや自然の面白さ、驚きに一緒になって共感すること。
大勢の中に所属しているという体験よりも、小規模でも人と関わる体験を大事にすること。
自然の中でのそんな体験にしたいと思います。
子どもたちが実に穏やかで、すなおに育っているのがよく分かります。
当然、子育てをしていると、困ったなとか、もっとこうして欲しいなと思うこともあることでしょう。
でも、ぽかぽか保育園の子どもたちを見ていると、実に愛されて育っていることがよく分かります。
とても大事なことで、本当はそれだけで十分なのではないかとも思います。
愛されて育った子は、人を愛することが出来ます。
その愛されているという実感をベースに、子どもたちがより良く育ち、子ども時代に獲得させたい事柄を学習していけるよう、サポートしていきたいと思います。
ゴールデンウイークでお出かけの機会もあるかと思います。
どうか子どもたちから目を離さず、かけがえのない子育て期間を存分に楽しんでいただけたらと思います。
次回は5月14日です。
よろしくお願いします。
ほりさん(堀岡正昭)