子どもの遊びは、ごっこの世界、うそっこの世界になった途端、急におもしろくなります。
大人から見たらただの杉の葉っぱかもしれません。
子どもたちは通称、「エビフライ」と言ってたくさん集めてくれます。
「これでパーティーしよーよ」
山に入って子どもたちと歩くことは単なる移動ではありません。
おもしろい材料を集めてパーティー会場に向かう道かもしれません。
そんな子どもたちの声を一緒になって楽しみ、
「いいねー!」
「バーベキューやろうよ!」
と肯定的に捉え、声をかけていくと子どもの遊びはますますおもしろくなっていきます。
分かれ道があっても、「あっちの道から行く人?こっちの道から行く人?」と余裕も出てきました。
広場では見守られながら木に登ったり、
丸太を渡ったり、
「おひとりさま、一個ずつね」
お店屋さんが始まったり、
「キャンプやろうよ!」
と言うので薪を集めて、焼き鳥や焼き芋を焼いて食べました。
子どもの世界はおもしろい。
ごっこ遊びは子どもたちの創意工夫、コミュニケーション能力、実行力を育て、何より「楽しい!」
子どもたち自身が遊びを通して学ぶ能動的な体験にすることで、自主性、自発性、思考する力を育て、「やった!」という体験が自己肯定感を育むことになって欲しいと願います。
来週も、楽しい体験、学びの体験が安全に行えるよう、先生方と協力して見守っていきたいと思います。
堀岡