さあ今日も行きましょう、滝山公園に!
子どもを挨拶が出来るように育てるには、地域の人と関わる機会を逃さず捉え、まずは大人が挨拶することです。
「こんにちは!保育園です。」
「気を付けてな。いってらっしゃい。」
ここ、加住、戸吹、犬目の地域の方々は子どもたちが来ると大変喜んでいただき、子どもたちに声を掛けてくださいます。
子どもたちもそんな大人の姿がモデルとなり、自然と挨拶が出来るようになります。
私たちも地域の方々に受け入れていただいていることに感謝し、子どもたちにも人に対する感謝の気持ちと挨拶をすることの気持ちよさを伝えていきたいと思います。
前回のスタンプラリーを覚えている子たちが、
「あった!看板、①だ!」
と先導してくれます。
「次はこっちだって!」
看板を見つけて、次の番号を確認するとみんなうれしそうです。
順番に番号を見つけるだけの単純な遊びですが、数字を覚え、順番を知り、次の見通しが立たないと成り立たない遊びです。
「次の看板はどこだろう?」
番号を見つけるとうれしい!おもしろい!
そんな子どもたちの興味関心を捉え、一緒に楽しんで行きたいと思います。
「ここで遊ぼーよ!」
子どもたちの声を拾い、広場で遊ぶことになりました。
「バーベキューやろうーよー」
「じゃあ、葉っぱとか木の枝とか集めないとね。」
保育者は、子どもたちに経験してほしいことや育ってほしいことを念頭に置いた保育計画を作成して保育を構想し実践するとしても、それ以上に、子どもの関心を丁寧に聴きとり(意見表明権の尊重)、子どもとともに活動し(遊び)ながら、臨機応変に子どもの関心を引き出し、発見し、次の活動へと導く役割を担う。
都立大浜谷直人名誉教授
『インクルーシブ保育における原則ー不確実性を想定し楽しむ』
活動内容に関する原則から
子どもの声は想定外。
大人もその予想外を楽しむ余裕を持ち、臨機応変に対応していきたいと思います。
「焼き鳥、焼けたよ」
「ほんとに火、点けよーよ」
ファイヤースチールという道具を使って着火の練習です。
先生たちも挑戦しました。
火を熾すにはコツがありますが、来週は焚き火遠足、実際に火を点けて寒いからこそ暖かい焚き火を楽しんできたいと思います。
注:延焼には充分注意し、活動しています。今回は子どもの声を拾い、ファイヤースチールの使い方を練習してみました。コツを掴まないと発火には至りません。
やけどなど十分に注意し、指導していきたいと思います。
捕まえたヤスデやジョロウグモを観察ケースに入れて、図鑑で調べます。
興味あるものを上下左右から、拡大してよく見てみるという多面的に物事を捉えるという行為を習慣化して欲しいと思います。
「これなんだろう?」
そう思った時を逃さず、すかさず図鑑をさり気なく示して(無理やり、調べてみなさい、などと言わなくても大丈夫)子どもたちが「あれかな?これかな?」と調べてみる行為そのものが学習の基礎となります。
「あった!これかも!」
そんな喜びも一緒に共有することで、子どもたちの自己肯定感と満足度を高めていきたいと思います。
4,5歳さんは次回、今年最後の自然遊びとなる予定です。
寒いからこそ暖かさを感じる体験
火を見る体験、火に親しむ体験にしたいと思います。
来週もどうぞよろしくお願いします。
堀岡